北海道一周ツーリング その2  2014.7.27 ~ 2014.8.5

- 生涯3度目の北海道ツーリング キタ ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!! -

その1 は コチラ。

4日目

7/30
(水)

 3日目の106号、4日目の礼文島・利尻島、5日目の宗谷岬は、今回の北海道ツーリングの目玉。

 中でも 礼文島・利尻島上陸は 初めてのことなので、胸躍るものがありました。

 6時20分発の 礼文島行きに CB共々乗船。料金は 8,260円。

 礼文島は 日本最北の有人島。礼文島も 利尻島も 安普請の家が多く、最果ての情緒を醸していました。
 
   スコトン岬

 日本最北の離島「礼文島」の最北端にある岬。晴れた日には サハリンの島影も 遠望できます。

 この1枚が 今回のツーリングで一番の収穫。プレミア感があります。
 礼文島は 南北29km、東西8kmと 南北に細長い島。

 礼文島は 1周できる道路が整備されていないので、

 往路も復路も 同じです。

 礼文空港

 閉鎖中の空港。今年5月に訪れた屋久島空港より
 小さいことに驚愕。

 金田ノ岬 

 浅瀬で アザラシの群れが 横たわっていました w
 白い羽毛に覆われた赤ちゃんなら
 可愛いけれど … 。

 桃岩

 桃岩からの眺望は 花畑と海の美しい風景が広がる。

 夏の礼文島は、高山植物が咲き乱れる 風光明媚な
 花の島となり、トレッキングを楽しむ観光客で
 賑わいます。

 北のカナリアパーク

 映画「北のカナリアたち」のロケ地に建てられた
 木造校舎を中心とした公園。

 主演は 吉永小百合(69歳)。

 単なる木造の学び舎でしたが、サユリストには
 垂涎(すいぜん)の観光スポットでしょう w

 観光誌に載っていた店で、うに丼 3,500円

 礼文島のウニは 高級料亭でもよく使われる
 利尻昆布を食べて育ちます。

 礼文島では 夏の間しか 漁が許されていないので、
 それ以外のシーズンは 冷凍もの。
 本当に美味しいウニは 今しか食べられないと
 いうことです。

 今回の北海道ツーリングで 一番美味しかった。
 フェリーで 礼文島から利尻島へ。料金は 3,800円。
 利尻島は 1周 約55km。

 利尻島の何処からでも 島のシンボル
 利尻山(利尻富士)を望めます。

 日本百名山の 1つです。
 姫沼

 原生林に囲まれた 周囲1kmほどの小さな沼で、
 利尻山を展望する絶好スポット。

 後ろに見えるのが 利尻山(1,721m)。

 利尻山は 単独峰で 島全体が一つの山を形成。

 利尻富士と呼ばれる 秀峰です。

 オタトマリ沼

 姫沼に並ぶ 利尻山のビュースポット。

 後ろにうっすら見える利尻山。

 ここからの眺めは 北海道銘菓「白い恋人」の箱に
 描かれたものだそうです。

 終日 晴天でしたが、雲の流れも速かった orz

 キタ ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!

 全容を現しました。

 因みに 8日目に訪れた羊蹄山(蝦夷富士)も
 郷土富士として有名です。
 
   利尻山を背景に いい絵が撮れました。

 愛車CBで 足跡を残すことができたことが 何より。
 カモメとウミネコ。

 色など 違いがありますが、同じカモメ科の鳥。

 一番の違いは カモメが 渡り鳥 (冬鳥) である
 のに対し、ウミネコは 留鳥(移動しない)。

 つまり、夏に見られるカモメ類は ウミネコと
 いうことになります。

 利尻島から稚内へ。料金は 8,030円。
 本日の走行距離 160km。

 今宵の宿は「ドーミーイン稚内」。部屋は 然る事乍ら、天然温泉大浴場「天北の湯」や 夜泣き蕎麦の

 サービス(無料)が良かった。過去3度の北海道ツーリングで泊まったホテルで 随一。しかし、

 シングルの客は ダブルの部屋をシングルとして利用する( ホテルは全室ダブル )ため、値が張る … 。
5日目

7/31
(木)
 本日は ライダーの聖地 「宗谷岬」への巡礼が控えており、否が応でも テンションは上がります。

 2年ぶりの稚内市街。東京なら めまぐるしく変容し、隔世の感を覚えるのでしょうが、此処は

 変わらないなぁ。最果ての町、素敵すぎる。
 ノシャップ岬は 海へ沈む夕日が美しいことで 有名。

 北防波堤ドームは 戦前の 樺太(現サハリン)行き
 のフェリーターミナルで、全長 427mの 防波堤の
 中に 駅がありました。

 JR稚内駅は 日本最北にある鉄道の駅。

 日本最北の地に来たんだと 思いを募らせるほど、
 何気ないモニュメントも そこはかとない存在感を
 醸してくるから不思議なものです。
 一度は、オオハクチョウの渡りの季節に
 声問大沼 や クッチャロ湖 へ訪れてみたい。

 春と秋に 渡り鳥で賑わう声問大沼。特に 4、5月は
 北へ帰る水鳥たちの 日本最後の集結地。
 クッチャロ湖も 渡り鳥にとって 大切な中継地。
 特に コハクチョウは 1万羽を越える日本最大の
 飛来地で「白鳥の湖」として知られています。

 飛行機ではなく 列車で稚内まで来て、長逗留して
 みたいものです。
 2007年、2012年に続き 愛車CB1300SBで 3度目、

 日本最北端 宗谷岬に キタ ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!
 ライダーの「聖地」へ また来れた。感無量。
 思わず 心の中で 何度も歓呼の声を上げました。

 キタ ━(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚━ !!!!

 聖地巡礼は やはり晴天でなくてはなりません。

 朝から曇天で心配していましたが、青空が顔を
 出してくれました。ライダー同士、思いは同じ。
 この地にいることを喜び、写真を撮り合いました。
    満悦至極。これにて ツーリングの目的は果たしたので、後は野となれ山となれ。雨でも結構。
 宗谷岬傍のスタンドで 給油。

 此方で給油すると、日本最北端給油証明書と貝殻
 に交通安全と記したもの(お守り)が貰えます。

 宗谷丘陵は 宗谷岬の南側に広がる丘陵地。

 牧草地を縫うように走る道道 889号は、
 電柱やガードレールがなく、開放感のある走りを
 満喫できます。
 エサヌカ線 キタ ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!

 地平線へと続く絶景の直線道路。



 オホーツクライン(238号)は 稚内市から網走市
 までの 319km、オホーツク海沿岸を走ります。

 人気もなく、左手にはオホーツク海 … 贅沢贅沢。
 宗谷岬を目指すライダーにだけでなく、
 チャリダー、徒歩ダーにも ヤエーが冴える w

 2007年 お盆に訪れた時は「北海道一周中」
 「宗谷岬まで徒歩で移動中」などと記した
 プラカードを掲げている彼らに 目を引いたもの
 ですが、今回は少なかった。

 皆それぞれに 道内での旅を謳歌しているんだなぁ
 と微笑ましく見守ったものですが … 物寂しい。
 オムサロ原生花園を散策。

 北海道の県花、ハマナスなど 原生の草花が咲き
 乱れていました。

 ハマナスというと、加藤登紀子の「知床旅情」を
 思い浮かべます w
 サロマ湖展望台から サロマ湖を俯瞰(ふかん)。

 サロマ湖の全容を 見渡すことができます。

 サロマ湖は オホーツク海と 全長 20kmの
 砂嘴(さし)によって区切られてできた
 北海道最大・日本第3位の湖。

 中央の線みたいなのが 砂嘴。
 砂嘴とは 海流によって運ばれた砂が 長い時間を
 かけて 堆積してできる嘴(くちばし)の形をした
 細長い地形のこと。

 砂嘴が さらに発達して 対岸の陸地にほぼ接する
 ようになると 砂洲(さす)と呼ばれます。

 代表的なものに 京都府の「天の橋立」があります。

 キムアネップ岬は 朝日も夕日も見られる
 絶景ポイント。
 刺身 1,200円

 ホテルお勧めの居酒屋で、北海の海の幸に舌鼓を
 打ちました。

 北海道といえば ツブ貝は外せない。
 コリコリした触感が美味しい。

 玉ねぎ王国 北海道の中でも、一大生産地である
 北見市。「玉ねぎ丸一個焼」は とても甘かった。
 本日の走行距離 449km。

 今宵の宿は「東横イン 北見駅前」。東横インの会員なので、宿泊料金が 5~20%割引。

 朝食も簡単なものですが、ビュッフェ(無料)というのが 魅力。

 とにかく 聖地巡礼を終えた充足感で 一杯。終日 心地よく残っていました。
その3 に続きます。