北海道一周ツーリング その3  2014.7.27 ~ 2014.8.5

- 生涯3度目の北海道ツーリング キタ ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!! -

  その2 は コチラ。
6日目

8/1

(金)
 
 3日目の 106号、4日目の 礼文島・利尻島、5日目の 宗谷岬を終えて安堵し、緊張感が無くなりました。

 あとは道中、雨天でもトラブルでも 結構 … 甘んじて受け入れるつもりでいました。

 此処からは 凡庸な観光地。レポも簡潔に w

 昨日は、北見市に入ったのが 18時過ぎで 分かりませんでしたが、39号は一面 玉ねぎ畑。

 この風景も素晴らしかった。
   山の水族館 (JAF会員 510円)

 2012年にリニューアルオープンした水族館。

 滝つぼを 下から見上げることができる水槽など
 画期的な工夫がなされています。

 イトウは 最大 2mにもなる日本最大の淡水魚。
 約40尾が 悠々と泳ぐ。
 北海道の一部にのみ棲息し、幻の魚と呼ばれて
 います。
   大雪山層雲峡 黒岳ロープウェイ 1,950円

 ロープウェイとリフトを乗り継いで 7合目へ。

 リフト下は チングルマとキバナシャクナゲが
 群生していました。
 眺望は 雲とガスのため よくありませんでした。


 層雲峡温泉 黒岳の湯 600円
 層雲峡温泉は 北海道を代表する温泉地の一つ。
 
   層雲峡からの国道273号線は 壮大な景色が楽しめます。
   三国峠 松見橋 ←↓

 バイクで走れる 道内最高の標高 1,139m、
 大樹海の中を走る峠道。

 赤い橋が景色のアクセントとなって綺麗。

 紅葉時の景観は 有名です。
 タウシュベツ橋梁

 旧国鉄 士幌線のために作られたコンクリート製の
 アーチ型橋梁。現在は使われていない。
 糠平湖の水かさが増える6月頃から沈みはじめ、
 10月には湖底に沈むため、「幻の橋」とも
 呼ばれている。

 然別湖

 道内で最も高い標高810mに位置する。
 
   PAで キタキツネに遭遇。

 冬、タンチョウの撮影に訪れると、
 給餌場(きゅうじば)で 出会しますが、
 滅多に見られるものではありません。
 
 上士幌町の国道274号のトウモロコシ畑は 壮観 ━━━━ !!

 白い穂先と赤い穂先があり、白い穂先は スイートコーン。赤い穂先は デントコーン。

 デントコーンは 家畜の飼料用なので、固くて人間には食べられません。

 半分以上、デントコーンが作付けされているそうです。
   豚丼 1,250円

 帯広といえば 豚丼。

 ホテルに紹介してもらった
 「元祖 豚丼のぱんちょう」で。

 一番豪華な8枚乗せでも この値段。美味かった。
 

 本日の走行距離 269km。

 今宵の宿は「ルートイン 帯広」。朝食ビュッフェは 品数豊富、天然温泉も良かった。

7日目

8/2
(土)
 

 連日 タイトな日程でしたが、今日からは 余裕があります。

 この日から 北海道らしくない風景になったという印象を持ちました。

 やはり、北海道は道北、道東が魅力に映ります。

 この日の夕方、道中最大のピンチ到来。北海道に 趣味のカメラやツーリングで 訪れた際、宿は

 行き当たりばったりで その日の夕方に決めていますが、今日は どこも満室 … 、右往左往しました。
   愛国駅

 昭和4年に開通し、現在は廃線となっている
 旧国鉄広尾線。
 1973年、NHKのテレビ番組をきっかけに、
 愛国駅から 幸福駅行きの切符が
 「愛の国から幸福へ」 のキャッチフレーズと共に
  一大ブームに。

 ↓の大木は 「ヤチダモ」。
 北海道に多く産し、植林も盛ん。
   幸福駅

 2013年に改修されましたが、雰囲気は当時のまま。

 その名前からカップルに人気で、恋人の聖地にも
 認定されています。

 幸福駅の 切符のストラップ(400円)を購入。
   襟裳岬

 太平洋に面する日高山脈の南端にあり、
 風が強いことでも有名。

 森進一 や 島倉千代子 が歌うヒットソングの
 タイトルとしても知られる襟裳岬。
 森進一の「襟裳岬」の歌詞に「襟裳は何もない」

 とありますが、ホントに何もありませんでした w

 襟裳岬の先端まで行きましたが、ガスで視界不良。
   今日は 8/2 土曜日。
 ハイシーズンの土曜日を甘く見ていました。
 千歳市で宿泊する予定でしたが、満室ばかり。

 民宿など 廉価な宿を探せば 空いている筈ですが、
 やはり 大手ビジネスホテル や シティーホテル
 がいい。結局、苫小牧市まで戻りました orz
 隣町だけどね。
            本日の走行距離 374km。
 今宵の宿は
 「ホテルウイングインターナショナル苫小牧」

8日目

8/3
(日)
 

 朝、苫小牧市街から 支笏湖に向かう途中、
 後タイヤが パンク。

 レッドバロン苫小牧店まで レッカー移動。

 レッカー費は 保険に加入しているので 無料
 でしたが、後タイヤは 換えたほうがいい
 とのことで 22,560円出費。

 3時間のロスで、予定も狂ってきました。
 長嘆息を漏らす (*´д`;)…
   支笏湖は 最北の不凍湖。澄んだ青色の湖水は
 透明度が高く、国内トップクラスの水質を誇る。

 羊蹄山は 富士山に似ていることから、蝦夷富士
 とも。

 66号、ニセコパノラマラインは 眺望の素晴らしい
 ワインディングロードでした。

 ニセコは 1年を通して 様々なアクティビティーが
 楽しめます。
 
   神威岬

 日本海の雄大な眺めが楽しめる
 積丹半島の景勝地。

 20分ほど 遊歩道を歩く (;´Д`)ハァハァ・・・

 オーシャンビュー
 キタ ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!

 とても綺麗でした。
   島武意海岸

 断崖上の展望スペースから「シャコタンブルー」
 と称される 青く美しい海原と、切り立った奇岩を
 一望できるビュースポット。

 こちらも綺麗でした。
   今宵の宿泊地 小樽市街へ。

 市内に3つの漁港があり、新鮮な地魚が揚がる
 小樽は 寿司の街(130軒以上)としても有名。

 小樽寿司屋通りにある 「日本橋」にて夕食。
 「おまかせ握り」を注文。

 中トロを食したところで、写真を撮ると言ったら、
 並べ直してくれました。

 健啖家 (けんたんか) な私、
 9貫では とても足りません。
 奮発して 大トロ 2貫追加。1貫 800円。

 生ビール 2杯、おまかせ握り、大トロ 2貫で 
 〆て 6,372円。

 さて、部屋飲みだ w
   本日の走行距離 319km。

 今宵の宿は「ホテルヴィブラントオタル」。1923年に建築された、小樽市指定歴史的建造物の

 「旧北海道拓殖銀行」を利用した レトロ感あふれるホテル、小樽運河に 徒歩1分という立地も良かった。

 タイヤ交換に 老舗ホテルに 寿司と 散財した日となりました。手元不如意の身には キツイなぁ。
9日目

8/4
(月)
 
 今日は 道内最終日、名残惜しい。

 再び 北海道ツーリングが叶うなら、宗谷岬での聖地巡礼を済ませた後、道南をじっくり漫遊してみたい。
   小樽 堺町通り

 ガラスショップ や スイーツ店が立ち並ぶ
 ショッピングエリア。

 堺町通りを漫歩。オルゴールは 一杯見ました w
 小樽運河

 古い石造り倉庫が立ち並び、異国情緒 や レトロ感
 が漂います。

 中国人がホント多かった。
   石原裕次郎記念館 1,500円

 少年期を小樽で過ごした石原裕次郎の歩みを 紹介。
 映画 「黒部の太陽」 のロケセットも見られました。

 小学生の頃、「太陽にほえろ」「西部警察」などを
 視聴しており、そのときの面影があります。

 「ブランデーグラス」「夜霧よ今夜も有難う」
 「銀座の恋の物語」などのヒット曲に 馴染みも。
   定山渓温泉 万世閣 ホテルミリオーネ 1,500円

 札幌の奥座敷、定山渓。北海道を代表する温泉地の
 一つで、登別温泉に次ぐ規模です。

 山懐に抱かれた風情ある温泉地で、我が岐阜県の
 下呂温泉を彷彿しました。

 北海道は 温泉の源泉数日本一。
 目下、道内で訪れてみたい温泉は、
 函館の「湯の川温泉」です。
   バターコーンラーメン 1,000円

 北海道民は 味噌ラーメンに コーン や バターを
 入れません。観光客向けだそうです。

 北海道四大ラーメンは
 札幌の味噌、函館の塩、旭川・釧路の醤油 ですが

 札幌は 味噌ラーメンだけではありません。
 えびそば も人気です。
   19時45分、苫小牧東港フェリーターミナル 着。

 23時30分発のフェリーで 北海道を後にしました。           本日の走行距離 154km。

10日目

8/5
(火)
 

 10日目は 船中。20時30分、敦賀港着。8号などで自宅へ。

 本日の走行距離 77km。

 10日間の道中、宿を決めるのに途方に暮れたり、パンクに遭うなどありましたが、予定通り 道内を漫遊し、

 知見を広めることができました。天気も 9日目、10日目に小雨に降られた程度で 概ね晴天でした。

 帰宅後も 道内を走り抜けた充足感で一杯です。

 やはり 100回のツーリングも 1回の北海道ツーリングに如かず。
    ライダーの皆さんには是非、バイクで道内を旅してもらいたい。

 広い道内を 融通無碍 (ゆうずうむげ) に走り抜けば、ライダーとして冥利に尽きる筈。

 新たな発見があるし、価値観が変わることもあると思います。

 さぁ 北海道へ … !


 以上を以て、北海道ツーリングレポートを締めくくります。