北海道一周ツーリング その1  2014.7.27 ~ 2014.8.5

- 生涯3度目の北海道ツーリング キタ ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!! -

 「冬の道東」に魅せられて、毎年1月~3月に 写真を撮りに出掛けています。

 「道東」とは、北海道の東部、釧路や根室、知床の地域のことで、被写体は「SL 冬の湿原号」

 「オオワシ」「オジロワシ」「タンチョウ」「オオハクチョウ」です。

 なので、今回のツーリングでは 道東は避け、未だ見ぬ 礼文島と利尻島、道央を周遊します。

 直近1週間の天気概況を確認したところ、道内に 雨はありません。

 3日目の106号、4日目の礼文島・利尻島、5日目のライダーの聖地「宗谷岬」だけは 曇天では駄目。

 絶対、晴天でなければなりません。3、4、5日目は晴れ との予報を信じて 出発。
1日目

7/27
(日)

 敦賀港から 苫小牧東港までは 新日本海フェリーを
 利用します。

 21時に自宅を出て、下道で 滋賀県敦賀港へ。

 本日の走行距離 88km。

 23時45分 乗船開始、

 24日(日)1時出港。

 前回(2012年)は、就航したばかりの新造船で、
 幸先の良いスタートを切れました。

 復路に於いては 航海初日、なんと処女航海に
 出会しました。

 あれから2年が経ちますが、まだまだ綺麗なもの
 です。
 今回 予約したのは「ツーリストA」。

 運賃は、旅客運賃が 10,800円。

 手荷物運賃として 二輪自動車(750cc以上)が
 13,890円で、合計24,690円です。

 復路は 往復割引が適用され、旅客運賃が1割引。

2日目

7/28
(月)

 茫洋(ぼうよう)たる日本海。

 すれ違う 新日本海フェリー南行きとの 汽笛の交換
 も 旅情を誘います。(放送で案内があります)

 映画も上映、サウナや露天風呂もあり、快適な
 クルージングでした。

 20時30分、 苫小牧東港に入港。

 初めて下船したライダーは誰しも 此処で 戸惑うの
 ですが、私は3回目なので 難なく港湾を出ました。

 周囲は何もなく 漆黒の闇夜。加えて 港湾は広大な
 ため、何処にいるのか 分からなくなるのです。

 因みに 苫小牧東港は 苫小牧郊外にありますが、
 太平洋フェリー や 商船三井フェリーが入港する
 苫小牧西港は、苫小牧市街にあります。

 港湾を出ても 苫小牧市街に入るまでの 約20分は 直線道路だけで 何もありません。誰もが北海道へ

 来たんだなと 感慨にふける一時です。

 今宵の宿は「ルートイン 苫小牧駅前」。ルートインは 朝食ビュッフェが充実しているし、天然温泉

 若しくは 大浴場を備えているところが魅力。会員割引はありませんが、JAF会員だと 優待料金

 (苫小牧駅前は 8%割引)になります。
                                     本日の走行距離 32km。

3日目

7/29
(火)

 さて、ホッカイダーに変身 w 意気軒昂に出発です。

 ヤエーは 今も健在なのか?

 ヤエーとは、ライダー同士がすれ違う際に 出されるピースサインのこと。yeahのスペルを間違えて、

  yaehと 表記したことから生まれた 2chスラングです。

 2年前の前回は 6月末から7月初めの時期外れで ライダーも少なめ、成果の程は 今一 分からなかった。

 前々回の2007年時は、ハイシーズンの8月 お盆時期に訪れたので 頻繁にしていましたが、果たして … 。

 無論、ライダーの文化は 受け継がれていました。なかには、立ち上がったり、諸手(もろて)で 答えて

 くれるライダーもいます。津津浦浦から 憧れの地 北海道を訪れたライダー同士が ピースで挨拶を交わす

 なんて 素敵なことだと思います。とても嬉しい。
 国道12号で北上、富良野、美瑛へ。

 美唄市から滝川市までの 29.2kmは、日本一長い
 直線道路として有名です。

 牧歌的風景に直線道路が 北海道の醍醐味の1つ
 だと思います。

 まずは「ラベンダーの森」。
 富良野最大のラベンダー畑が広がるスポット
 ですが、既に凋落気味。
 ファーム富田

 富良野を代表する農園。

 色違いの花が 虹のように咲く「彩りの畑」は
 絵になります。
 朝から うだるような暑さ。

 道内でも 連日 真夏日が続きました。

 湿気が少ない分、岐阜より楽な気がしますが、
 この暑さには 閉口。
 処暑(8/23頃)を過ぎるまでは やはり暑い。

 今日は 稚内まで行かなければならないので、
 矢継ぎ早に めぼしいスポットを回りました。
 ひたすら 40号を北上。
 名寄のひまわり畑
 まさに 黄色の絨毯。全て後ろ向いていました w
 暑いので 正面に回る余力もありません 。
 名寄市内の各所で、総面積60ha、500万本もの
 ひまわりが咲き、黄色に染まります。

 音威子府のそば畑
 ゆるやかな起伏の丘が 一面白い花に埋め尽くされて
 いました。北海道が そばの生産 断トツ日本一。
 一度は 北海道産のそばを手繰ってみたいものです。
 106号 キタ ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!

 ライダーに人気を博す「オロロンライン」。

 中でも 原野を突き抜ける直線道路 106号は
 道内随一の道。

 オトンルイ風力発電所
 全高 99mもある巨大な風力発電機が 3.1kmに
 渡って 一直線に 28基も並んでいます。
 道と愛車の写真を撮るなら 絶対 106号。次、車を買い替えたら 此処で写真を撮ります。
 キタ ━ (゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚) ━ !!!!

 原野の中を 風を切って走るなんて 最高。

 絶景との出逢いは 一期一会。

 二度とめぐり逢うことない景色です。

 いい絵が撮れました。愉悦。
 日本最北の町 稚内市へ。日脚が伸び、稚内の日の入りは 19時4分でした。

 「稚内天然温泉 港のゆ」(700円)で 湯浴み。稚内港を一望できる露天風呂もあり、凄く良かった。

 次回から 此処は外せません。
 今宵の宿は レッドバロンが 経営する
 「バイクステーション稚内」。

 かなり場末にあります。

 道内には 稚内と 北見と 釧路の3箇所にあり、
 会員であれば、2,160円で 宿泊できます。

 部屋は個室。部屋の前にバイクを停めます。

 写真は翌朝 撮ったものです。
 シャワーや洗濯機、冷蔵庫、電子レンジなどは
 供用。

 サービス工場を併設しているので、オイル交換や
 点検などもできます。
<
 廉価なことよりも、北海道ツーリングの話の

 物種に 一度 泊まってみたかったのです。
 痛飲はしません。

 ダイエットをしているつもりでいましたが、
 実は 摂生しているだけと 最近 気付きました
 (*´д`;) …

 家では 米飯を食べないようにしていますが、
 麺類やパンなど 他の炭水化物を摂っているので、
 効果ありません w

 本日の走行距離 587km。
その2 に続きます。