北海道一周ツーリング その2  2012.6.23 ~ 2012.7.2

- 9泊10日のロングツーリング キタ ━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━ !!! -

その1 は コチラ。

5日目

6/27
(水)

 元々 不眠症気味の私。

 この日は 1時間程度 うたた寝したくらいで、
 殆ど 眠れませんでした。

 5時にチェックアウト。

 日の出は 4時頃なので、日差しは 十分です。

 北浜駅

 「オホーツク海に 最も近い駅」
 「日本国内では 最も海に近い駅」として有名。

 駅舎は 中国映画などの撮影で利用されて、
 来駅する中国人観光客が 増加しているそうです。
 小清水原生花園

 オホーツク海と涛沸湖に挟まれた 約8kmの
 丘陵地帯に 野生の花々が咲きます。

 ハマナスの花が 綺麗でした。

 ハマナスは 北海道の県花です。
 知床五湖

 知床とは ウトロと羅臼の地域のこと。

 世界自然遺産の知床に来たら、何か
 アクティビティーに参加しようと決めていました。

 知床五湖の ネイチャーツアーと
 ネイチャークルーズ(クジラウォッチング)を
 することにしました。
 一湖までは 誰でも行くことができますが、
 ヒグマ活動期に 二湖~五湖を散策できるのは、
 認定引率者が 引率するツアーだけです。

 昨春に 一湖は訪れているので、今回は 五湖全て
 回ろうと「ネイチャーツアー」に参加しました。

 ガイド料は 3時間で 5,000円です。
 最初に 簡単なレクチャーを受けて 1グループ 10人
 程で出発、ガイドが 湖周辺に生息する動物や植物、
 歴史について説明してくれました。

 湖自体は 大したことないですが、原生林や草原の
 中を歩くのは 気分がいい。

 野鳥やエゾシカに出合えたし、
 クマゲラが突いた穴 や ヒグマの引っ掻き傷の痕跡
 なども見られました。
 大自然の中で 貴重な体験をしました。

 ウトロに戻り 昼食。
 旅行雑誌にも載っている料理屋「一休屋」で

 ハーフ丼 2,730円 

 ご当地ウニ、高級エゾバフンウニとイクラの
 丼ぶり。此の上ない美味しさ、舌もとろけます。

 (*´Д`)y-~~~ウマー!

 今回のツーリングで 一番美味しかった。

 ウトロと羅臼を結ぶ 334号。

 知床横断道路 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

 全長 30km程。知床峠(738m)からは 面前に
 羅臼岳、東は 国後島を望むことができます。

 此処は 景観もさることながら、函館や苫小牧、
 小樽などの起点から 距離的に一番遠く、日数に
 余裕がなければ来れないので、ライダーには
 憧れの地の一つとなっています。

 矢継ぎ早に 羅臼で「知床ネイチャ―クルーズ」の
 「クジラ・イルカ・バードウォッチング」に
 参加しました。

 料金は 8,000円です。

 午前中は シャチの親子が見れたそうで、皆の期待
 は 否が応でも高まっていました。

 しかし、沖合はるか 羅臼と国後島の中間地点まで
 行っても、クジラやシャチ、イルカの類は
 2時間半 全く姿を見せず (;´Д`)ハァハァ・・・

 海も 最初は 凪(な)いでいましたが、
 時化(しけ)てきた。

 屋上デッキからも スタッフが捜していますが、
 時化て波が立つと シャチやイルカの背びれが
 見つけにくくなります。

 洋上ギリギリを飛ぶ ミズナギドリの群れに 突入
 していくことは何度かありましたが、やはり主役
 がいないのは 残念至極。

 何も見れなかったので、2年間有効の半額券が
 貰えました。

 前々から 流氷に佇むオオワシを撮ろうと
 思っていたので その時に利用します。

 オオワシは 流氷が来れば 確実に見られるそうです。

 今宵の宿は「ホテル峰の湯」。

 本日の走行 147km。

6日目

6/28
(
)

 羅臼国後展望台で 国後島を眺めましたが、生憎の曇天で はっきり見えず orz

 名残惜しくも 冬の再訪を期して、知床を後にしました。335号を南下。

 開陽台

 視界 330° 地球が ま~るく見える。
 聖地として ライダーの間では 広く知られています。

 人の数よりも 牛の数が多い酪農の町「中標津」。

 この酪農地帯で牛乳を集配するトラックが行き
 交うことから「ミルクロード」と呼ばれています。

 ジェラードを食べずにはいられません。
 特に 開陽台に向かう「北19号」は、牧歌的風景

 とともに、なだらかなアップダウンが続きます。
 このサイズの写真では分かりませんが、一直線に
 続く道路に 波打つような上下の起伏があります。

 此処で写真を撮るのが 定番となっています。
 野付半島          

 延長 28kmにわたる砂嘴(さし:砂の堆積のこと)
 であり、規模としては日本最大。
               *ネットより→

 砂嘴の上を走る950号で
 「野付半島ネイチャーセンター」へ。
 海水に浸食されたトド松が 幻想的な景色を
 見せてくれます。↓

 なんだか 物淋しい所でした。

 244号-243号-44号-35号。

 日本最東端 納沙布岬

 歯舞群島の貝殻島は、納沙布岬から わずか 3.7km
 の距離にあります。

 日本最東端 納沙布岬から見えるのは 歯舞群島、
 羅臼から見えるのは 国後島です。

 傍にある「北方館」を見学。

 国後島、択捉島、歯舞群島、色丹島 からなる
 北方領土。

 北方領土早期返還の嘆願書に 署名してきました。

 北方領土問題では、煮え切らない政府の対応に
 歯痒い思いをしている人も多いと思います。

 私も 日本人として義憤に駆られます。

 まだまだ知られていないことが多いので、今一度
 周知の徹底をはかり、世論を 喚起させる必要が
 あるのではないかと思いました。

 ロシア人が 北方四島に定着して半世紀以上、
 かなり 手遅れの感も否めませんが、北方四島返還
 が 国是であることを もっと強く示すべきです。

 北方領土視察証明書が貰えました。
 日本最東端の駅 東根室駅

 東へ行く根室本線の終点は「根室駅」ですが、
 孤を描いているので「東根室駅」が最東端と
 なります。

 無人駅なので、切符は 根室駅で購入します。

 35号-44号。

 釧路市は 炉端(ろばた)発祥の地。

 年来 釧路を訪れると、必ず 炉端焼きへ行きます。
 今回は 繁華街の一角にある「炉端焼きの元祖」
 その名も「炉ばた」へ。

 外形は 小さく古びた草庵といった感じでしたが、
 中は 白熱電球で灯され、炉端で焼きをしている
 おばあさんを カウンターで囲う趣のある造り。

 大入り満員でした。

 メニューを見ると 金額が載っていない … 時価。

 ツブ貝 や ホッキ貝、ホッケ、時鮭と 北海の幸を
 堪能しました。

 〆て 7,900円也 … やってもうた w
 釧路市には 馴染みがあります。毎冬 「SL 冬の湿原号」「オオハクチョウ」「タンチョウ」を撮るために

 道東(北海道の東部)を訪れているから。

 雪は少ないし、ホテルや飲食店は充実しているし、美味しいものは沢山あるし、ホントいい街ですよ。

 今宵の宿は「東横イン 十字街」。

 本日の走行 447km。
その3 に続きます。