北海道一周ツーリング その1  2012.6.23 ~ 2012.7.2

- 9泊10日のロングツーリング キタ ━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━ !!! -

 夏の北海道が 恋しい … バイクで一周したい。

 北海道ツーリングは 2007年に1度だけ。再び 道内を走り抜きたいと 思いを募らせていました。

 そんな中、5年ぶりに 好機が訪れました。

 6月末と少し早いですが、このチャンスを逃す訳にはいきません。決行です!

1日目

6/23
(土)

 今回、2度目の北海道ツーリングは 基本 10日間、
 荒天などで 滞在期間は調整するということに
 しました。

 直近1週間の天気概況を確認したところ、道内に
 雨はありません。テンションも上がります。

 敦賀港から苫小牧東港までは 新日本海フェリー
 を利用します。

 21時に自宅を出て、下道で 滋賀県敦賀港へ。


 本日の走行 88km。

 23:45 乗船開始、

 24日(日) 1:00出港。

 運賃。ハイシーズンを迎える前の 6/30迄は、
 旅客運賃が「ツーリストA」で 9,300円。

 手荷物運賃として 二輪自動車(750cc以上)が
 11,900円で、合計 21,200円と お手軽価格です。

 しかも 往路の「すずらん」は、6/20に 新造船
 として就航したばかりで 何処も彼処も 真新しい。

 幸先の良いスタートを切れました。
 因みに 復路で 7/1に乗船した「すいせん」は、
 なんと 航海初日。

 処女航海(新造船の初めての航海)に
 出会しました。



 寝心地も 普通のベッドと変わらず 快適、
 向いは空室だったので マターリできました。
 サウナは 15~20人入れるほど 広く、
 露天風呂も 併設。

 朝食は 一律 1,000円のビュッフェ形式、
 昼食・夕食は カフェテリア形式です。

 天候にも恵まれ、快適なクルージングでした。

2日目

6/24
(日)

 20:30 苫小牧東港に入港、バイクから 下船開始。

 初めてのライダーは 誰しも 此処で 戸惑います。

 周囲は 何もなく漆黒の闇夜。加えて 港湾の敷地
 は広大なため、何処にいるのか分からなくなり、
 先頭から順に ハザードを出して停車していくこと
 になります。

 私は2回目なので、前回の轍を踏むことなく 無事
 港湾を出て 苫小牧市街へ。

 港湾を出ても 市街地に入るまでの 約20分は、直線道路だけで何もありません。

 誰もが北海道へ来たんだな と感慨にふける一時です。

 前回は 苫小牧市の道路事情に不案内だったし、想像以上の広さに 唖然としていましたが、今回は 少し余裕。

 明日からどんな景色を見せてくれるのか と胸を躍らせていました。

 本日は 大手ビジネスホテルの「東横イン 苫小牧駅前」に宿泊。

 宿泊料金が 5~20% 割引になるので、会員になって、「東横イン」を 定宿とすることにしました。

 因みに 朝食はビュッフェ形式(無料)、夕食もカレーだけですが サービス(無料)です。

 本日の走行 46km。

3日目

6/25
(月)
 さて、ホッカイダーに変身。以前「ライダーは道内に入れば、誰もがホッカイダーに変身する」という

 ツーレポを見て、大笑いしたことを覚えています w

 確かに …。意気揚々と出発です。

 富良野、美瑛を抜けて北上する国道12号は 前回通ったので、今回は 231号で。
 北海道らしからぬ景色が続き、拍子抜け。

 12号にしとけば良かった。

 国道12号は 札幌市から旭川市へ至る一般国道。

 美唄市から滝川市までの 29.2kmは、日本一長い
 直線道路として有名です。

 牧歌的風景に直線道路が 北海道の醍醐味の1つ
 だと思います。232号へ。

道の駅「おびら鰊番屋」で 昼食。

 道内最初の食事は、ウニか イクラか カニと決めて
 いたので、看板メニューの鰊(ニシン)を外して

 うに・いくら丼 2,000円

 (*´Д`)y-~~~ウマー!

 番屋とは 鰊・サケ漁などする漁夫が
 泊る小屋のことです。

 ホクレンとは「ホクレン農業協同組合連合会」の略称で、要は 北海道 JAのガソリンスタンドのこと。

 ホクレンで給油すると フラッグが貰え、それを荷に差して走るライダーが 沢山います。

 ホクレンのフラッグは 道南、道央、道東などの各地区により色分けされていて、色んな色のフラッグを

 立てるほど 道内を回っているとアピールできます。

 今回は 滞在期間も長いことだし、フラッグを差して盛り上げようかと思いきや、

 「フラッグは 7月に入ってからです」と。出ばなを挫かれた格好になりました。

 6月末と時期が早いからか、ライダーが少ない
 のが なんとも残念。

 ヤエーができないのは イマイチ盛り上がりません。

 ヤエーとは、yeah のスペルを間違えて yaeh と
 表記したことから生まれた 2chスラングで、
 ピースのことです。

 更に北上すると106号

 キタ ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!

 オトンルイ風力発電所

 この風力発電所は、全高99mもある巨大な
 風力発電機が 3.1kmに渡って 28基 並んで
 います。

 利尻・礼文サロベツ国立公園
 幌延ビジターセンター

 サロベツ原野の中の木道を 闊歩(かっぽ)。

 見渡す限り 何もないのがたまりません。

 花は 何種類か見られましたが、エゾカンゾウという
 黄色のニッコウキスゲに似た花が 印象的でした。
 再び 106号。

 ライダーに人気を博す「オロロンライン」の中
 でも、106号は 最高。

 「ジェットコースターの路」「知床横断道路」
 「北19号」など 魅力的な道が 幾つもありますが、

 私的には 道内随一の道です。 
   前回(2007年)は ガスのせいで 得心のいくものが撮れませんでした。

 今回は 上天気、ロケハンも 仕放題で いい絵が撮れました。
 
   利尻山( 標高1,721m )も 望めた。↑↓  

 スノーポールもなくなり、
 抜けるような青空 と 原野を突き抜ける 直線道路

 キタ ━━━(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)━━━ !!!!

 大空と大地にいる 喜びをかみしめての走行です。

   筆舌に尽くし難い絶景に 満悦至極 (*´∀`)
 
   惜別の情を抱かざるを得ませんが、再訪を期して 稚内市街へと抜けました。

 254号で 更に北上し、日本最北の町 稚内市に入り
 ノシャップ岬へ。

 今宵の宿は「稚内グランドホテル」。

 本日の走行 419km。 

4日目

6/26

(火)

 前回訪れた2007年から5年、
 愛車 CB1300で2度目、
 日本最北端 宗谷岬に

 キタ ━━━(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)━━━ !!!!

 宗谷岬は 北緯45度31分、一般人が行くことの
 できる日本最北端の地。

 「日本最北端の地」と記された石碑が 建てられて
 います。
 ライダーなら 誰もが目指す、
 ライダーの「聖地」へまた来れた。
 感無量 ━━━━ !!

 快晴なので 樺太がうっすらと見えます。

 宗谷岬 傍のスタンドで給油。此方で給油すると、
 日本最北端給油証明書と貝殻に交通安全と記した
 もの(お守り)が貰えます。

 売店では「日本最北端到着証明書(100円)」も。
 名残惜しくも 再訪を期して、宗谷岬を後にしました。

 238号(オホーツクライン)を南下して、エサヌカ線へ突入。

 エサヌカ線は 先日の106号に次いで 好きな道 … 此処も 最高でした。238号で 網走へ。
 日本最北の湖 クッチャロ湖

 渡り鳥にとって 大切な中継地で、
 春には 渡り鳥が 日本各地からクッチャロ湖に
 集まり、海を渡るための体力を蓄えます。

 特に コハクチョウ。 1万羽を越える日本最大の
 飛来地で、「白鳥の湖」として知られています。

 氷海展望塔 オホーツクタワー 800円

 海底部は 水族館になっており、流氷の妖精
 「クリオネ」も見られました。

 冬期、流氷観光に活躍する砕氷船「ガリンコ号」が
 係留されていました。

 私も 流氷を見に 乗船したことがあります。

 夏期は カレー釣りが楽しめます。
 北海道最大の湖 サロマ湖

 サロマ湖 キムアネップ岬で 愛車の撮影。

 夕日が 綺麗な所なので、落日を待つか迷いました。



 今宵の宿は「東横インオホーツク・網走駅前」。

 本日の走行 354km。
その2 に続きます。




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