白馬三山縦走

- 2013.8.7 ~ 2013.8.9 -

 ミーハーな私、7月は 世界遺産に登録されたばかりの富士山へ。

 剣ヶ峰(3,776m)に立ち、御来光を拝むことができました。 ( 登頂は 5、6回目 )

 そして 8月。今回は 北アルプス、後立山連峰の主峰で 3.5 km もの大雪渓を有する 白馬岳、

 杓子岳、白馬鑓ヶ岳 の「白馬三山」を縦走します。
- 1日目 -

8月7日
 午前3時頃、自宅発。名神、中央道、長野自動車道を経て、白馬登山の起点となる 「猿倉」へ。

 8時に到着。登山届を出し 登山開始。写真は「猿倉荘」。
 猿倉から1時間、「白馬尻小屋」に到着。此処から 白馬大雪渓が始まります。
 後立山の代表格といえば、大雪渓を有する 白馬岳。 3.5 kmにも及ぶ大雪渓は 白馬のシンボルです。

 TVや雑誌で 「白馬大雪渓」を歩く人達を見て、私もいつか と思っていました。
 日本三大雪渓の一つ 「白馬大雪渓」。 雪渓上をサクサク歩くのに、アイゼンは マストアイテム。

 猿倉荘で買った 軽アイゼン(4本爪 1,000円)を 装着。新鮮で テンションも上がります。
 大きなクレバスも 数箇所。 雪渓の厚みは 3~5m 程 あるのではないでしょうか。

 勿論、飛び越えるのではなく トラバース。 
 写真以上に ホワイトアウトしたこともありました。 三三五五で 列をなしているので、

 不安はありませんでしたが、あっという間に包まれるので 自然の脅威を感じました。
 時折吹く 一陣の風も心地いい。雪渓上に ベンガラで マーキングしてあるので、その上を歩きます。
 キタ ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!! ピーカンで 雪渓とのコントラストも 素敵。最高の気分です。
 雪渓終盤。大雪渓を超えるのに 2時間超 掛かりましたが、ホント良かった。貴重な体験となりました。
 大雪渓を終えてからの 3時間がとにかく大変でした。道はガレて、浮き石が多く、足場が悪い。

 持病の腰痛も 酷くなってきました (*´д`;) … 

 まだ登山初日、序盤からえらいことです。
 通称 「 お花畑 」

 シーズン真盛りで、色とりどりの高山植物が

 咲いていました。
 高山植物は 夏山の魅力の1つ。

 自然の彩りに 心も和む。

 花が大きいと 絵になるんだけれど … 。
 3時30分、今宵の宿 「白馬山荘」に到着。

 白馬岳 山頂直下に位置する 日本最大の山岳宿舎 「白馬山荘」。800人収容できるそうです。
 平日のためか余裕があり、布団は 1枚おきに 利用できました。 ラッキー。ザックを置き、白馬岳へ。
 白馬岳(2,932m)へ キタ ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!

 頂(いただき)のすぐそばで、ブロッケン現象(グローリー)を見ることができました。

 人生初めてのことで 感激。
 夕食は 手作りハンバーグ。味は 普通でした。まぁ、生ビールさえあれば … w
 白馬山荘から 南を望む。中央奥にそびえるのは 立山連峰 剱岳(2,999m)。

 剱岳は 危険度の最も高い山とされています。一流登山家も 命を落とすほど。

 剱岳 や ジャンダルム、大キレットとは 生涯 没交渉でいるつもりなので、憧憬はありませんが。
 左から 明日訪れる 杓子岳(2,812m) と 白馬鑓ヶ岳(2,903m)。
 後半 に続きます。