岐阜県飛騨市をツーリング 2016.5.5
- 飛騨高山にノスタルジーを覚える -
春惜しむ 今日此の頃、飛騨市へ。 今回は地元 岐阜ということで、岐阜県のトリビアを交えた レポートにしたいと思います。 |
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実は 4日前にも 飛騨市(池ヶ原湿原)を訪れましたが、他にも行きたい所があり 再訪。 池ヶ原湿原は 約6haの湿原に 30~40万株もの水芭蕉が 咲き誇ります。 白い水芭蕉と黄色のリュウキンカが 織りなす風景は とても綺麗。 岐阜県内で水芭蕉を見るなら 断然、池ヶ原湿原ですよ! |
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5:00 | 自宅発。シート下の ETC車載器に ETCカードをセットして出発。 | |
6:00 | コンビニで朝食。 ここ2週間ほど 腰痛が酷い。痛みは千変万化。 腰痛の原因の 85%は レントゲンに写らない筋肉の 衰えによるもので、筋力を強化することが 腰痛の解消につながるとは言いますが … 。 私にとって 腰痛と便秘は 宿痾(しゅくあ)。 正直、「鬼の霍乱(かくらん)だ!」などと言う 人が羨ましい。 皆様も 健康には十分お気を付け下さい。 |
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6:15 | 東海北陸自動車道 美濃IC | |
6:50 |
ひるがの高原SA |
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7:20 | 東海北陸自動車道 飛騨清見IC 1,380円 | |
7:40 | 道の駅 アルプ飛騨古川 | |
8:00 |
飛騨市古川町。瀬戸川と白壁土蔵街を散策。 土蔵といえば、海鼠壁(なまこかべ)を思い 浮かべるのですが、然に非ず(さにあらず)。 白い漆喰に たおやかになびく緑の柳は、 絵になりますね。 古川町の中心を流れる観光名所「瀬戸川」。 冬場は 流雪溝として使われるため、 コイ(約千匹)は 11月下旬に越冬池へ移されます。 毎年 中日新聞にも載る恒例行事。 |
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「三寺まいり」も有名。 三寺まいりは 浄土真宗の祖、親鸞聖人の命日 (1月16日)の前夜に 町内の3つの寺を回って 遺徳をしのぶ伝統行事。 我が家の宗派は御西だし、これもまた中日新聞に 載る年中行事なので、一度は訪れておきたい。 |
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外食で 寿司に使う年間支出額 全国第1位は |
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道の駅の数。 |
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飛騨の匠文化館 240円 スタッフの説明を交えながら 組木を弄り、飛騨の匠 (たくみ)の知恵と技に触れることができました。 この建物自体、1つの釘も用いていません。 建築基準法上、手すり等に要しただけだそうです。 建物の柱は 地面に接した下から腐りやすい。 釘を用いない、組手や継手、仕口を施した柱なら 下の柱だけを取り替えれば、また何十年、百年先 まで建築物は持つということです。 |
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飛騨の匠(たくみ)による木造建築、柱に施される 技術の凄さを 目の当たりにしました。 古くから 飛騨の国は 大和朝廷へ税のかわりに 匠を 毎年送り出しました。 選ばれて 都へ出た匠(毎年100人~150人)は、 奈良の都の宮殿 や お寺の建築に従事しました。 匠が都へ送られた期間は およそ 600年、延にして 7、8万人の飛騨人が 都で働いたことになります。 この人達を総じて「飛騨の匠」と呼びます。 |
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飛騨古川まつり会館 700円 |
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古川の町並みは 約400年前に城下町として 原型が作られました。 伝統的な木造建築の町屋が 軒を連ね、 ノスタルジックな雰囲気。 |
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今日5月5日は 子供の日。 旗日なので、至る所で 日章旗が掲げてありました。 昔は 我が町でも 軒並み … 、現在は皆無 orz 2軒の造り酒屋がありました。 造り酒屋の玄関の軒先に掛けられている 酒林(杉玉)に 目が行ってしまいます。 工場で大量生産される飲料と違い、造り酒屋で 醸造される日本酒は「謹製」という感じがします。 |
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41号を南下し、高山市街へ。 | ||
11:20 | 高山市街 宮川朝市は 日本三大朝市の1つで 12時頃迄。 市町村の面積で 岐阜県高山市は 全国第1位。 2位は 静岡県浜松市、3位は 栃木県日光市。 高山市は 大阪府や香川県より広いのです。 岐阜県は 森林面積割合が 全国第2位。 森林の割合が 県土の82%を占める。 1位は 高知県で、森林面積が 県土の84%。 |
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定番の「さんまち通り」を漫歩。 凄い人集り(ひとだかり)でした。 飛騨春慶塗のわっぱ や 花器は、とりわけ 逸品に 思いました。 次回 車で訪れた際は、木工クラフトを購入しよう かな。 |
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飛騨牛串焼き 580円、地ビール 500円、 七味唐辛子煎餅 120円を飲食。 昼食は高山ラーメン 650円。 高山昭和館と古い町並美術館(山下清原画展)の 共通入場券を購入 800円。 |
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古い町並み美術館 山下清原画展 ドラマ「裸の大将」でも有名、サバン症候群でも あった山下清画伯の絵画は 理解し難かった。 絵心のない私、どの作品も 児戯に等しく思えて なりません w 美術館を幾つも巡れば、鑑賞眼を養うことができる のだろうか。真贋(しんがん)を見極める眼力を 持てたら、楽しいでしょうね。 |
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高山昭和館 昭和30年代の町並みを再現した施設。 民家の居間 や 学校の教室、雑貨屋 や おもちゃ屋 などが軒を連ねます。 昭和の風情 キタ ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!! 私は … 昭和46年(1971年)生まれなのです。 |
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ダイハツの三輪自動車「ミゼット」は 我が家にも |
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14:00 |
アソシア高山リゾート 1,150円 |
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15:30 | 東海北陸自動車道 飛騨清見IC | |
16:00 |
ひるがの高原 |
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17:10 |
東海北陸自動車道 美並IC 1,120円 渋滞は酷いし 路肩を走るのもストレス。高速を降りることに。 |
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156号を南下。 | ||
18:10 | 最後のコーヒーブレイク。 | |
19:00 | 自宅 | |
今回は 色々学ぶことあり、昔の風情に思いを馳せることあり と楽しいものとなりました。満悦。 |